02年8月28日 更新
2002年8月21日 区民のみなさまへ3年前、私たちの足立区では、区民が選挙で選んだ区長を、区議会による「区長不信任」という前代未聞の暴挙により区長選挙がおこなわれ、区長が変わりましたが、この間、区民の生活はよい方向に変わったのでしょうか。 現鈴木区長は、選挙で「福祉重視・中小企業の援助」などを公約し、また、区民のために使えるお金があるにもかかわらず、「足立区は赤字だから」と言って、保育料の大幅値上げをしたり、2つの区立幼稚園を廃止し、老人クラブの運営費を4割もカットするなど、区民の生活や福祉に関する予算を大幅に削減してしまいました。また、中小企業への直貸し融資制度の創設については公約を放棄してしまい、介護保険では大幅な黒字を残しながら、保険料や利用料の減免について「足立区は23区の中で最後の1区になってもやりません」と言ってはばからない状況です。ところが、その後「実は財政は黒字だった」ことが明らかになりました。また、吉田区政に反対した人々は「福祉を充実したから赤字になった」と宣伝していますが、これは豪華庁舎などこれまでの大型事業優先の区政が続けられてきた結果です。 このように鈴木区政は、生活予算を削りながら、貯め込んだお金をふたたび大型事業につぎ込もうとしており、最近ではストップしたはずの「ホテル計画を検討したい」と言っています。このようなことでよいのでしょうか。 本来、区長は、63万区民の生活を守るのが仕事であるはずですし、そのような区長を区民は求めているのではないでしょうか。 いよいよ来年6月には区長の改選期を迎えます。 私たち有志は、区民の暮らしと安心を第一に考えてもらえる区長を生み出すためには、なにが必要だろうかと検討してまいりました。 そこで一致したことは、次の三つの姿勢を貫ける区長が必要だということになりました。 第一は、区民の暮らしに目を向けた区政に切り替え、ムダな公共投資はおさえること。 第二には、区民に公約した政策は最後まで守ること。 第三には、足立区の将来について区民とともに考え、しっかりしたビジョンをもった区政運営をすすめること。 長引く不況に加え、医療・介護・年金などの社会保障が切り下げられる中で、私たち区民が区政に望むことは、苦しい中でもがんばっている区民や営業にたずさわる人々を援助することによって、すべての人が平和で安心して暮らせる区政にすることではないでしょうか。 区長はやっぱり吉田万三さんいま、区民の間では、「鈴木区長は区民の切実な生活要求に応えてくれない」「区民に冷たい区長だ」と言われています。それに対して、吉田万三前区長は、公約どおり「ホテル建設」をきっぱりと中止し、限られた財政の中でも、暮らしや福祉、中小業者の支援、学校施設の改善など、きめ細かい施策の充実に努めました。中でも、24時間ホームヘルプ事業の全区への拡大、「万三融資」といわれる小規模特別融資制度や借換え融資制度の創設、幼稚園児の父母への助成金の増額、乳幼児医療無料制度の充実、保育料の据え置き、区内業者への発注の増額などは、区民からたいへん喜ばれました。 21世紀は、私たち一人ひとりが力を合わせ、区政を他人任せにせず、自らの力で、自分たちにふさわしい区長を選出していく時代だと思います。 そのために、私たち「やさしさと夢のある足立をめざす有志の会」は、やはり吉田万三さんをおいて、足立の区長にふさわしい人はいないのではないか、という結論に達しました。吉田万三さんは、1983年の開業以来、足立区で20年間、歯科医師として区民の健康を守るために働き、区長退任後も診療所長として活躍されております。また、その人柄と実績も広く区民に知られており、再度、区長選挙に立候補していただくよう、みんなの声を大きくする時だと考えます。 活気と輝きに満ちあふれ、若者がいきいきと「未来を語り合える足立区を」、「子育てするなら足立区で」、そしてお年寄りが「住んでいてよかったといえる足立区を」、そんなやさしさと夢のある足立区をつくるために、いまこそ多くの区民が手をつなぎ、立ち上がってくださるよう呼びかけさせていただく次第です。 やさしさと夢のある足立をめざす有志の会(50音順)
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