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活気と輝きに満ちあふれる

足立区をつくるために

来年の区長選挙にむけて

02年8月28日 更新

2002年8月28日 吉田 万三

区民の皆さまへ

 いよいよ来年は足立区長選挙の年です。私は多くの区民の皆様方のご支援を受け、再び立候補する決意を固めました。

 私は3年前に約1年半の任期を残して、議会の多数の力により不信任され、区長の職をはなれました。私が区長になって最初の仕事は、公約を守って「ホテル建設」を中止したことでした。それは、足立区の歴史上初めての「大型公共事業の見直し」でもありました。今でも、税金の無駄づかいを止めさせて本当によかったと思っています。

 しかし、このことがとても我慢ならない人たちの力は、私の想像をこえたものでした。 志なかばでの中断ではありましたが、私はこの改革は引き続き進めなければならないと思っています。

区民の暮らしこそ区政の基本です

 この3年間、はたして区民の暮らしはよくなったでしょうか。長引く不況の中で、企業の倒産や中高年のリストラ、若者の就職難がすすみ、医療や福祉の面でも国民の負担が増える一方です。にもかかわらず、鈴木区長は、区民の切実な生活要求には何ら応えようとはせず、むしろ区民への負担を強めることばかりしています。私は、このような時だからこそ、住民の暮らしを支える区長の責任と役割は大変重要だと考えます。

 足立区には、流通産業の基地、建設業や各種製造業などの地場産業、数多くの商店、飲食店などの様々な産業が存在し、そこで働く人々をはじめ、団地、マンションに住み都心に通勤するサラリーマン、子育て世代から若者、高齢者まで、多様な方々が暮らしています。足立区が大きな底力を発揮するためには、これらの方々が元気にエネルギーを発揮できるよう、区長がその先頭に立って奮闘することが大切です。

 「モノ」から「ヒト」へ、「コンクリート」から「自然」へ、「開発」から「暮らし」へ、今、思い切った発想の転換が求められている時ではないでしょうか。

 今の足立区にとって必要なことは「区民生活第一の区政」です。暮らしや福祉、教育を重視した区政は、区民の安心を保障することにとどまらず、新たな仕事や雇用を創り出し、新たな産業や技術の創出にもつながる未来志向型の区政です。

その実現のためには

 まず第一に、63万区民の暮らしを守るために全力をつくすことです。すべての区民が安心して住み続けられ、子育ても、親の介護もできるまちづくりのために、そのシンボルとして「出生率日本一」「介護サービス日本一」をめざします。

 第二に、この広い足立区に住む区民が、心から誇りと愛着のもてるまちにするために、四方を囲む河川や他区に比べて多い公園や緑をもっと有効に生かし、美しいまちをつくっていくことです。

 足立区を「水と緑」と「充実した福祉」の発信基地にすることにより、北欧のような「福祉・環境先進自治体」としての新しいイメージの足立区をつくりあげていきます。

 第三に、産業界をはじめ多くの区民の知恵と力を結集して、不況に負けない地域経済をつくり上げていくことです。

新しい時代を見すえて、福祉型、環境型などの地場産業の育成につとめると共に、地元重視の徹底、異業種交流の全職種への拡大、職業教育の充実など、地域での雇用拡大に結びつく自治体としての「地域経済政策」を積極的にすすめます。

 第四に、すべての人々が助け合える地域社会をつくることです。そのために行政は区内のすみずみの草の根の力を積極的に支援することが大切です。心の通い合う地域社会こそ、子どもたちの教育環境を良くするための大前提にもなります。区長が率先して区民と語り合うために、区内での「タウンミーティング」を定例化し、それぞれの地域の活性化を支援し、住民参加をすすめるための「地域予算制度」を検討します。

やさしさと夢のある足立区を

 私の2年8ヶ月の区長経験を振り返ってみると、不十分だった点についてもいろいろ気づかされますが、私がすすめた区政の基本方向は正しかったと確信しています。時代が大きく変わろうとしている今、本当に夢のある足立区をつくっていくためには、区民が真剣に力を合わせなくてはなりません。

 私は、足立区を少しでもよくするためには、党派を越えて、全ての区民のみなさんと協力することが必要だと考えています。区民が協力し合い、元気に、誇りをもって足立区に暮らせるようにすることこそ、地方自治本来の姿であり、それにたずさわる者の使命であります。

 活気と輝きに満ちあふれ、若者がいきいきと未来を語り合える足立区を、やさしさと夢のある足立区をつくるために、今こそ力を合わせようではありませんか。

 私はその先頭に立って働く決意です。

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