06年11月6日 更新
私は、政治の流れを変え、みんなが元気にくらす東京をつくりたいという思いで、来年(07年)の東京都知事選への出馬を決意致しました。 6月には住民税の増税の大きさに多くの人が驚かされましたが、都民のくらしは、これらの税金・医療・年金・介護保険の負担増に直撃され、高齢者の老後への不安や正規雇用で働けない若い世代の将来への不安、商売の先行きへの不安やいつリストラにあうかもしれないというサラリーマンの不安など、誰もが明るい将来像の見えないような状態です。 安心してくらせる東京をつくっていくために、まず必要なことは「くらしの安心」です。 このような時、石原慎太郎氏は、「オリンピック招致」言い出しました。これまでも石原都政は、公共サービスや福祉の切り捨てを進める一方で、「都市再生」という名の開発事業を進めてきましたが、今度はさらにオリンピックに名を借りて大がかりな開発に巨額の血税をつぎ込むことになります。 ガラパゴス諸島をはじめ海外視察もいそがしく、週2日くらいしか都庁に来ないと言われている石原氏が熱心にやっていることといえば、都庁展望台でのカジノ開催や憲法9条改悪の旗振りと教育基本法改悪の先導役としての教育現場への強引な介入です。 また、聞くに堪えない暴言の数々は、一都民として怒りよりも「恥ずかしい」気持ちになるくらいです。 それをいさめる人はとうの昔に遠ざけられているのかもしれませんが、自分に少しでも批判的な人間には恫喝を加え、都合の良いパフォーマンスばかりをマスコミで演出しているというのが実態です。 いつまでも面白がって見ているわけにはいきません。本当の姿が都民にじゅうぶん知らされていないことを良いことに、このようにやりたい放題の石原都知事を、一刻も早く退陣させなければ、安心してくらせる東京をつくることはできません。 私は、
この三点を大きな目標に都政の転換をめざします。 またそのためには、石原都政に心を痛めているたくさんの人たちをはじめ、さまざまな団体、政党、無党派の方々と力を合わせることが必要です。 私は目標が一致できるなら、可能な限りの協力関係を追求するという立場で、引き続き都政転換の共同に努力したいと考えています。 「強いものに尾を振りすり寄る姿」ばかりが目立つような国は決して「美しい国」とは言えません。 こんな閉塞感を、私たちの東京から打ち破っていこうではありませんか。 すべての都民のみなさんの大きなご支援と共同への参加を心から訴えるものです。
吉田万三 協定
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