友の会活動交流集会での講演（要旨）

　さて、これからの５年、10年と言うと、みんな長いと思うかもしれませんが、いよいよ大きく変化に富んだ時代に突入しているのです。私が言うとみんな笑いますが、「勝ったり負けたりする時代がいよいよ始まっているんだ」と。

　だいたい負けてばかりいた人が急に勝ってばかりなんかに、なりっこないのです。負けてばかりの人が勝つようになるには、勝ったり負けたりの時期があるのです。だからこの５〜10年ぐらいは勝ったり負けたりの時代ではないでしょうか。何か総選挙の結果を見てガッカリしたり、いちいち一喜一憂している人もいたりするのですが、「そんなに焦らなくても大丈夫！」勝ったり負けたりの時代なんですから。

　そういう意味では、足立区は一足先に勝って負けましたから、次はまた勝たなければいけないと思っていますけれども、これはもう決して足立区だけのことではなくて、これから日本中でまさかと思うようなことが起こってくるはずです。そういう勝ったり負けたりの時代がいよいよ始まっているんです。

　そのために、共同組織の皆さんが中心になって、新しいまちづくりを進めていってほしいと思います。それぞれ、どこのまちにも、一生懸命まちのことを考えている人がたくさんいると思います。キャッチフレーズも大事ですけれども、さらに連帯の輪を広げ、住民と一緒になって、まちづくりの運動をこれからも盛り上げていっていただきたい、と思います。

　この私の期待を述べまして、私のお話を終わりにしたいと思います。どうもありがとうございました。